ヒンドゥーの神々が住まう天界では魔物の力が増し、神々は窮地に陥っていた。 一方人間界では、インド中より絶大な人気を誇るクリケット選手、パトリックが右目を負傷し失踪する事件が起きる。彼は奥深い山中で仙人（リシ）と出逢い、右目の治癒を試みるがその最中、命の危機にさらされている赤ん坊を見つけ・・・。

赤ん坊を助けたパトリックは神に見い出され、魔物の力を制する力を持つクリケットで世界を救うため、クリケットの少年チームJ.O.S.E（ホセ）の結成を一任された。 彼に救われた赤ん坊・アーミルは元気に育ち、友達のシャラドと共にJ.O.S.Eメンバーとしての道を歩み出す・・・。

魔物の手は、人間界にも迫っていた。アーミルたちが住む村で、神の祠が壊される怪事件が頻発。神の守護が薄らいだ村には、次第に険悪な気配が漂い始める。そんな中、J.O.S.Eの前に２人の少年が現れ、クリケットの試合を申し出るのであった・・・。

２人の少年――アジュナン兄弟は、魔物の手先であった。魔物はクリケットが持つ神聖な力に気付き、クリケットの人気を失墜させることによりその効力を削ぐ作戦に出たのだ。祠の破壊の汚名を着せられたシャラドは、アーミルと共に対抗するが・・・。